Halcyon Houseは、元々サーファー向けの安いモーテルだった建物を、イベントホールや多目的施設を営むブリスベンの会社のご令嬢姉妹が2011年に買い取り、家族で週末を過ごすエスケープ場所を作ろうとしたが、方向転換しホテルを始めたのが誕生の経緯。
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客室は、全部で21室。壁紙、床のタイル、アートワークにリネンさえも各部屋で異なり、デザインの質がとても高いです。手掛けたのは、ブリスベンのインテリアデザイナー、Anna Spiro(アンナ・スピロ)。
2015年のオープンと比較的新しいホテルではありますが、元々の建物の雰囲気を残しながら、上手にリノベーションされていて、ヨーロッパのビーチクラブを連想させるシックで洗練された60年代風のデザインの中に、落ち着きと抜け感を兼ね備えていて、穏やかで寛ぎやすい雰囲気が特徴といえます。
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ファッション関係のクリエイター達がこぞってこちらのホテルに訪れるのも頷けるデザイン性の高さです。
創り出されている雰囲気は「THEラグジュアリー」ではなく、ボヘミアンチックで今風に作られており、抜け感もある一方で、しっかりとデザインも担保されているので安心感があります。また何よりも、ここのホテルの雰囲気がいい一番の理由は、華やかなゲストの顔ぶれかもしれません。
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ロサンゼルスのプティ・エルミータージュを想起させるプールサイドは、多くのサーファーや名立たるデザイナーやクリエイター、モデルや役者たちが集い、それぞれにゆったりとした時間を過ごしていました。
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ブティック内に並ぶ商品も、質の高いものがセレクトされています。ホテル内にあるトリートメントスパ「Halcyon Spa」では、オーストラリアの100%自然成分ブランド「Sodashi」を使った施術を受けることができます。
内装デザインのみならず、すべてにおいて高いこだわりとクオリティが感じられました。
ホテル内のレストラン「Paper Daisy」が提供するのは、モダンオーストラリア料理。いわゆる“ホテルの中のレストラン”ではなく、宿泊ゲスト以外に、ローカルの人たちにも開かれたレストランです。内装の雰囲気も素敵で、ローカルの方々も多く、現地の雰囲気を感じることのできる居心地のいいホテルでした。
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