ストックホルムは57 の橋で結ばれた 14 の島で構成されています。

こちらのHotel Skeppsholmenは、ストックホルムの島々の中で最も小さく、最も緑豊かな島のひとつでもあるシェップスホルメン島にあります。シェップスホルメン島はバルト海に注ぐ美しいメーラレン湖に浮かび、美術館と博物館が4棟もあるアートの島としても有名です。

島といっても都心部とは橋で繋がっていて、首都ストックホルムの中心街へ徒歩で移動することもでき、市内のすべての観光スポットが徒歩圏内にあります。

ちなみにこのシェップスホルメン島に架かる橋は「王冠の橋」と呼ばれています。この橋の真ん中に王冠のマークがあり、そこはストックホルムのランドスケープをカメラにおさめることができる絶好の撮影スポットとしてちょっとした観光名所にもなっています。

一緒に行ったTRUNKのメンバー達と湖沿いの道を歩いた際には、空気が澄んでいてとても気持ちがよく、みんなで何度も「清々しいね」と話していました。

そして偶然にその途中、停船していた船を見つけ、その中でいただいたシャンパンがとても美味しく、「こういったのが日本にもあればな」なんてことも話していました (笑)。

こちらのホテルは元々、1699年にスウェーデン王国海軍の宿舎として建てられた建物。

2009年にホテルにコンバージョンしています。ホテルの前はホスピスだったり、軍の宿舎だったりと様々な歴史を持っています。建設当時のスウェーデンは財政状況が悪く、田舎の廃墟となった城の建材で作ったそうです。

改装を手掛けたのは地元ストックホルムのデザインユニットClaesson Koivisto Rune。ストックホルムのSony Music本部の建築から、Gucci、Louis Vuittonといった国際的なブランドとのコラボレーションなどにも取り組む、北欧デザイン「スカンジナビアデザイン」の筆頭とも言える存在感のあるユニットです。

建物は海軍の宿舎として建てられたため、非常に横長な構造です。敷地内に2棟あり、それぞれ廊下や部屋のデザインは少し異なります。

おすすめは私が泊まったウォーターフロント側の部屋。モダンでシックな内装デザインで、何より部屋から望める風景が最高でした。

温かみのある内装デザインのレストランは、伝統的なスウェーデン料理が堪能でき、ホスピタリティの高いスタッフが対応してくれます。

テラスは席数多く用意されており、開放的な雰囲気で楽しめます。天気の良い日にはぜひマストで利用してください。

また、ホテルの目の前には公園があります。そこは陽が差し込む明るい空間で、チルするには最高なので、ぜひ立ち寄ってみていただきたいです。

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