今でこそWythe HotelやWilliamsburg Hotelなど、ブルックリンのウィリアムズバーグ地区を代表するブティックホテルが立ち並んでいますが、McCarren Hotel&Poolは、まさしく「ウィリアムズバーグ地区で最初にできたブティックホテル」と言っても過言ではないです。

私が初めて泊まったのが2011年。まだブルックリンエリアが今ほど世の中から注目される前だったので、人の賑わいもさほどありませんでした。今となっては、地元民が数多く集う有名な場所となっています。

特に夏のプールサイドは、宿泊者以外の一般のゲストにも開放しているため、朝からプールベッドの取り合いが散見されます。プールサイドの象徴的なデザインが有名ですが、Instagramが流行する前から「写真映え」を意識していたのでしょうか?誰もが写真を撮りたくなるような、惹きつけられる壁面があり、ゲストはこぞって写真を撮っていました。

Ian Schragar(イアン・シュレガー)の元で修行していた経歴を持つHeather Maloney(ヘザー・マローニー)がデザインを監修しているので、シンボリックなスペースを作るのがうまいのかもしれません。

屋上にはルーフトップラウンジ「Upper Elm」があり、年間通してマンハッタン、ブルックリンエリアを一望できる贅沢な景観です。(Williams Valeができてしまってからは、そちらが目に付きますが…)

レストラン「The Elm」では、地中海料理と多国籍料理を提供しています。雰囲気はかなりカジュアルで、誰でも気軽に利用できます。

客室も広めの造りとなっており、水回りもしっかりとしているので日本人旅行者でも安心できるかと思います。プールサイドのデザインはあまりにも個性的で印象深いですが、客室のデザインはいたって普通だと感じました。

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