TRUNKらしさをかたちづくるのは、多彩な個性を持つメンバーの存在。なぜ彼らはTRUNKで自分らしく働くことができるのか。一人ひとりの今にスポットを当て、掘り下げます。
今回は、宴会部のビューティー課に所属する木場瑞希を紹介。人事制度「TRUNKドラフト会議」にてレセプションからジョブチェンジした彼女に、TRUNKで働く魅力や今後の目標について語ってもらいました。

この春にTRUNK(KITCHEN)のレセプションから異動し、それまでとは全く違う業務にチャレンジしています。ビューティー課のメンバーとして美容にまつわるもの全般を担当し、TRUNKで扱う美容のプロダクトの選定や、結婚式を予定するおふたりに向けたワークショップやイベントなどの企画運営を主に行っています。結婚式当日だけではなく、その前、その後の人生もより豊かにするようなサポートをするべく、美容のアプローチからできることを提案しています。

マニュアルもルールもなく、主体性を持って働ける環境に惹かれて

最初にTRUNKで働き始めたのは、学生の頃のアルバイトでした。サービススタッフのオープニングメンバーとして採用され、研修後、TRUNK(HOTEL)のウェディングのレセプションに配属されました。ホテルのエントランス先にあるメインラウンジに立ち、結婚式に参列されるゲストの方はもちろん、イベントやレストラン利用など、来館されたお客さますべてのご案内を担当することになりました。開業して間もない頃だったので、全てにおいて初めての出来事ばかりで、自分で考えてアクションを起こす、そんな繰り返しで、とにかくスタッフ全員が毎日全力を尽くしていました。主体性を大切にする文化で、学生でアルバイトであるなど立場に関係なく意見交換できたり、私が提案したアイディアを採用してくれたりなど、とてもフラットな環境でした。そして、頑張ればきちんと評価してくれる、そんな印象も持っていました。

訪れるお客さまやスタッフの多様性にも触れ、毎日飽きることは無く、どんどんTRUNKに惹かれていったのですが、それはこのホテルのメインラウンジに立ちウェディングのレセプションを担当していたことが大きいと思います。

お客さまのご利用に合わせた案内に努めていたため、その時に館内で起こるあらゆることを把握する必要がありました。でもそのおかげで、イベントやPOPUPなどについても知り、担当するスタッフとも日々コミュニケーションを取れる機会が多くありました。その度に「そんなイベントがあるんだ」「そんなアーティストとコラボレーションするんだ」など様々なことにワクワクしていました。

そのままアルバイトでの経験が2年経つ頃、TRUNKが好きな思いは益々強まり、働く社員の姿に魅力も感じ、大学を卒業してそのまま正社員として入社することを決めました。

自分の「WANT」を叶え、会社に貢献したい

入社してからは、アルバイトで務めていたレセプション業務を評価され、今度はメインダイニングであるTRUNK(KITCHEN)のレセプションを担当することになりました。

TRUNKでは、スタッフ一人ひとりが主体性を発揮できることを大切にしていて、「WANT(やりたいこと)」を会社に定期的に提案し、実現する制度があります。そこで自分から出てくる「WANT」は、レセプションを担当しているのにも関わらず、すべて美容関連のものであることに気づきました。「花嫁さん向けに、インナーケアを目的にした食事イベントをしたい」など、美容を起点にしたイベントなどをいつも考えるようになっていました。元々美容や健康といったテーマで情報収集したり体験したり、周りに共有したりすることが好きだったこともあり、自分が本質的に一番興味のある美容を軸にした仕事にチャレンジしたい、そんな思いが強くなっていったのがこの頃です。同時に、美容を扱うビューティー課に異動した方がより自分のWANTを叶えやすいのではないか、その方が自分の強みを活かして会社に貢献できるのはないか、と思うようになりました。

「TRUNKドラフト会議」でジョブチェンジ

そしてちょうどその頃、会社の人事制度「TRUNKドラフト会議*」が実施されることになり、ここに手を挙げることを決めました。

*:「TRUNKドラフト会議」とは、2020年10月に開始した「社内異動制度」です。申請後には、アプローチ期間というものを設け、異動申告者と部署長とが意見を交わし、お互いの思いやニーズを確認し合った上で、最終的に全部署長が集まるドラフト会議で異動のジャッジをするという流れで進行します。

※前記事参照:https://www.trunk-base.com/trunkers-talk/column/33/

ビューティー課への異動を希望してからは、実際に上長となる方と意見交換をしながら、異動できたら「このアイテムを使ったこんなワークショップをやりたい」などアイディアも出していきました。好きなことだからこそ、アイディアは尽きませんでした。その後、ドラフト会議で異動が決定され、正式にビューティー課のメンバーになりました。異動先の上長からは、「美容に関する高い感度を活かして、TRUNKで挙げられる花嫁さんの幸せをサポートして欲しい」「これからビューティー課が挑戦する新しい取り組みに必要な人材」などと、直接フィードバックもいただき、異動への不安もなく、さらにモチベーションが上がりました。

こうして「WANT」で声をあげたことで本当に異動ができ、そのスピード感の速さにも、私の想いに共感、信頼してくれたことにも会社に感謝しています。レセプション業務で学んだ、コミュニケーションの取り方、臨機応変な対応の仕方などは今後もずっと仕事の基本となることばかりです。現場のスタッフやお客さまに教わったことを忘れず、恩返し、恩送りができるように成長していきたいです。

新しい花嫁美容の構築を目指す

まだ異動したばかりですが、本当に自分が好きなことなので、楽しみながら仕事をやらせてもらっています。実際に自分が通っているサロンの方にワークショップの講師を務めていただいたり、自分が毎日使っていて本当にいい!と思うプロダクトを提案できたり。自分の体験と言葉でしっかり伝えていける環境があることも嬉しいですし、ありがたいです。

ビューティー課で目指すゴールのひとつに、「新しい花嫁美容の構築」があります。ダイエットやヘアメイクだけでなくインナーケアからマインドケア、生活習慣といった健康の側面までトータルでサポートをし、その人自身の魅力を引き出し最大化させる、ということです。そのためには、自分自身がより感度を上げ、ファシリテーターとしての役割を担っていきたいと思います。

美容への興味関心、好奇心、学びたいという気持ちは強まるばかりで、この自分の「好き」という気持ちを大切にし、TRUNKの花嫁さんに喜んでいただくことを第一に、美容と健康の分野からアプローチすることでTRUNKに貢献できたら嬉しいです。

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