TRUNKらしさをかたちづくるのは、多彩な個性を持つメンバーの存在。なぜ彼らはTRUNKで自分らしく働くことができるのか。一人ひとりの今にスポットを当て、掘り下げます。今回は、TRUNK(LOUNGE)のバーテンダーのサイモン ダーヴェニーザを紹介。バーテンダーを目指した訳やTRUNKで働く熱い思いを語ってもらった。

母国であるオーストラリアの大学卒業を機に来日しました。TRUNKに入社する以前は、法人営業のセールスSEやネットワークエンジニアとして、全く別のフィールドでキャリアを積んでいました。
エンジニアとしての本業の傍ら、友人のバーで週末アルバイトをしたり、大規模な野外イベントの派遣バーテンダーとしてお手伝いをしたりと、週末に副業としてバーテンダーの仕事を行っていました。

もともと叔父がメルボルンでバーを経営しており、学生時代にそこでアルバイトを始めたことがバーテンダーとして働くようになったきっかけです。人と関わることが好きだったこともあり、接客は自分に向いていると感じました。またカクテル自体にも興味をもち、そこでバーテンダーの仕事を覚えました。

お客様の反応を肌で感じる面白さ。

週末のみのアルバイトではありましたが、徐々に自分のつくるカクテルを求めてバーに訪れてくれるお客様が増えていきました。エンジニアとしての仕事は、自分の作っているものの最終的な結果やお客様の反応を見ることはできません。しかしバーテンダーは、自身が創り出すものを物理的に、カクテルとして完成形を見ることができますし、それを飲んで反応を示して下さるお客様がいるということに面白さを感じました。

成長ができる場所を求めて。

昔からアートや音楽のように、自分を表現し0→1を生み出すようなクリエイティブな仕事に憧れがありました。バーやイベントで出会う様々な経歴をもつバーテンダーの方々から刺激を受け、自分も“好きなこと”や、“パッションがあること”を仕事にしたいという思いが強くなっていきました。
また数年間ソフトエンジニアの仕事を続けている中で、淡々とした日々の業務に自身の成長の鈍化を感じていたこともあり、成長そして、新たな挑戦を求めてバーテンダーを本職にすることを決断しました。

バーとしてだけではない、TRUNK(LOUNGE)ならではの“マルチな空間”と“多様性”に魅力を感じた。

TRUNKへの入社を決めたのは、バーとしての機能だけではないTRUNK(LOUNGE)ならではの空間に魅力を感じ、ここであれば自分が成長できると確信したから。
何度か入社前にTRUNK(HOTEL)には遊びに来たことがあり、昼間はカフェラウンジとしてお客様が各々に時間を過ごしていたり、ポップアップスペースではイベントやワークショップが行われていたりと、いわゆる“バー”としての使用用途だけではなく、コミュニティスペースとして様々な顔をもち、多種多様な人が集う場となっている空間で働くことは、自身としても経験できる幅が広がるのではないかと思いました。

その他にも、バー業界向けのイベントや外部からのゲストバーテンダーを招いての企画なども行っており、働いているメンバーたちの意思で、様々なことに取り組んでいることにも魅力を感じていました。ここであればきっと、自分のバーテンダーとしてのスキルや業界でのコネクションも広げることができ、それが自身の成長に繋がると思い、絶対にTRUNKに入りたいと思いました。

また、こんなにもインターナショナルなバーチームは東京でも数少なく、様々な文化や個性がバランスよく混ざり合うTRUNKの環境はとても魅力的に感じました。何よりもTRUNKのメンバーが仕事しながらも、とても楽しそうだったのが印象的でした。

カクテルの開発にも挑戦。

入社当初は、仕事を覚えることや既存のメニューを提供するだけでしたが、経験を積んでいく中でもともとやりたかったカクテル開発に携われるようになりました。やはり自分の思いや考えをカクテルを通して表現できることは、とても楽しいです。

現在は、TRUNK(HOTEL)内で提供するありとあらゆるカクテルの開発を担当しています。
カクテル開発と一言でいっても幅が広く、年4回リニューアルをするTRUNK(LOUNGE)のシーズナルメニューのほか、ウェディングのお客様へ提供するオリジナルカクテルの開発やTRUNK(HOTEL)でイベントを開催される企業様に向けたカクテルの開発など、多岐にわたる開発を年間通して行っています。

カクテルを開発する際には、様々なモノやコトにインスピレーションを受けて創作することが多いですが、私はやはり「音楽」と「自然」が一番多いのではないかなと思います。好きな曲をカクテルのフォーマットに表現することが大好きで、よく音楽からインスピレーションを受けています。自然に関しては、よく旅行先の風景をカクテルに表現してみたりしています。

“自分のため”だけのカクテルづくりだけでは、成長はできない。

初めの頃は、自分のこだわりだけでカクテル開発を進めていたことが多かったと思います。しかし今は、TRUNKのブランドイメージやホテルが掲げている5つのフォーカスポイント(注)を意識するように心掛けています。
カクテルを開発する上でも、TRUNKらしい商品を作らないと意味がないと考えています。TRUNK(HOTEL)の世界観を求めていらっしゃるお客様に応えたいという思いからでもありますし、それ以上に単に自分の好きなものを作っているだけでは、自己満足があるだけで成長はないと思うからです。自分自身としても、日々の業務の中では、一番そこを意識して仕事に取り組んでいると思います。

(注)TRUNK(HOTEL)は、「ENVIRONMENT(環境)」「LOCAL FIRST(ローカル優先主義)」「DIVERSITY(多様性)」「HEALTH(健康)」「CULTURE(文化)」という5つのカテゴリーに注力しながら、「一人一人が日々のライフスタイルの中で、自分らしく、無理せず等身大で、社会的な目的を持って生活すること」という「ソーシャライジング」をコンセプトに掲げる。

ルールに縛られず、自分のWANTを熟成し活かせる環境。

各メンバーの“WANT”を尊重するTRUNKの組織の仕組みや、企業としても他ではやっていないことへ挑戦していこうとする姿勢に可能性を感じました。成長を求めて挑戦できる環境や、自分を表現できる場所を求めていた自分にとっては、ルールに縛られることなく、個々の“WANT”を熟成し活かせるTRUNKの環境が非常に魅力に感じています。

TRUNK(LOUNGE)と共により大きく成長していきたい。

今の目標は自分が中心となり業界内からも、“一度は訪れてみたい”と注目されるようなTRUNK(LOUNGE)にしていきたいです。自分自身がバーテンダーとしてより大きく成長することで、今まで以上にTRUNK(LOUNGE)を盛り上げ、活気づけていけたらと思います。
以前とは、業界を取り巻く環境が大きく変わりコンペティションなどで対外的にアピールできるチャンスは減っていると感じます。しかし、そんな中でも今できることを企画し、挑戦していきたいと思います。

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