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2019.02.09

TRUNKはいつも東京と共にある。

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TRUNK社長 野尻佳孝による、TRUNK(HOTEL)の戦略や思想、独創性について語る企画。今回は、TRUNKらしさとは、どんな箇所にあるのか。東京という街にこだわる理由と共に、お伝えします。

東京だからこそ、発揮できる。

 経験豊富な感度の高い方々をターゲットにしているために、クリエイティビティをとにかく大切にする、というのがTRUNKの考え方です。

 自分たちが、完璧だと思うクリエイティビティを自信持って提供できる範囲が、今は東京だけだと思っています。神宮前のTRUNK(HOTEL)も相当こだわってつくりましたし、このこだわりをつくりあげるために多くのパートナーにご支援頂くことができました。同等以上のクオリティのホテルを東京から離れた場所につくることができるか?と聞かれたら、正直に言って今は自信がありませんし、将来的にその仕組みを醸成することができるかどうかもわかりません。

唯一無二のホテルを成立させるために。

 コピー&ペーストでホテルをつくっていくというモデルなら、パリでもロンドンでも出店できるけれど、私たちがやろうとしているブティックホテルは唯一無二のもの。その土地の歴史や文化を重んじた上で、新しいものをつくりあげるという思想が根底にあります。だからこそ、神宮前のTRUNK(HOTEL)をつくるにあたっては、徹底的に渋谷を研究したんです。

 その労力を考えたら、海外や地方につくるなんてとても無理だと思っています。こだわりが希薄化してしまうから。幸いにも海外出店のオファーを頂くこともありますが、等身大で考えて今はできませんと断っています。

「TOKYO PLAY」というメッセージ。

東京には仲間がたくさんいるんですよ。「東京を面白くしたい」と言ってくれる心強いパートナーが大勢いるし、これからも増えていくはずです。お互いに尊重しあえる仲間たち。いわば東京の人脈を、私たちは「東京人」と呼んでいて、彼らと一緒に東京を楽しんでいる。

 TRUNKのホテル作りのテーマは「TOKYO PLAY」。
「東京人」とは、私たちと同じ、クリエイティビティに対して高い意識を持った人たち、東京のことが好きで、東京での遊び方をよく知っている人たちです。
彼らとともに、「TOKYO PLAY」というテーマのもと、本当に面白い東京の魅力を伝えられる場として、TRUNK(HOTEL)を作っていこうとしています。

 「ホテル会社の人」がつくるのではなく、「東京人のチーム」がつくっていくような感覚ですよね。「東京人」は、高いパフォーマンスを出すことのできる、多種多様な仲間たちと言い換えることもできる。お互いに刺激しあって、面白い試みを企てていきたい。それもTRUNKのこだわる戦略のひとつなんです。

「東京」を表現するために必要なこと。

 この1ヶ月だけでも東京都内を50時間以上歩きました。私は東京生まれで東京育ちだし、TRUNKのメンバーは東京出身が多いけれど、それでも知らないことだらけなことに改めて気づきました。1年かけても歩きつくすことなんてできないですよね。東京のことを私がどう考えているかといえば、「カオス」なんです。

 カオスを表現するためには、多種多様な仲間と付き合うのと同様に、社内もカオスである必要がある。だからTRUNKには、いろんな特殊能力を持った人間がたくさんいるんです(笑)。なるべく均一にならないように、でも、トータルで見たら高いパフォーマンスを発揮しているという状態をつくりあげていく。多様性を尊重すると、様々なぶつかり合いや問題も起こりますが、そのダイバーシティを恐れないというのも、私たちのこだわりと呼べるかもしれない。

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