1 Hotel Central Parkは、ニューヨーク近代美術館(MoMA)にも近く、目の前はセントラルパーク。アクセスの良さはもちろん、宿泊をする際には朝起きてこの街をランニングするなど、最高な一日が始められる場所に位置します。

美しく覆う壁面緑化を施すデザインウォールは、マンハッタンのストリートでも一目でわかる印象的な外観です。

中に入ると廊下や内装にも木や植栽といった自然素材がふんだんに使われており、ナチュラルな雰囲気が漂います。

2015年7月のオープン前に訪問した際には囲い看板の中にホテルのコンセプト(エコシステムの内容)がびっしりと書かれていました。環境に配慮された工夫と、スタイリッシュさに強い興味を持ったと同時に、ちょうどTRUNK(HOTEL)のコンセプトを「ソーシャライジング」に決めた時だったので、ライバル意識も芽生えたことを覚えています。

(※TRUNK(HOTEL)は、「ENVIRONMENT(環境)」「LOCAL FIRST(ローカル優先主義)」「DIVERSITY(多様性)」「HEALTH(健康)」「CULTURE(文化)」という5つのカテゴリーに注力して『ソーシャライジング』をコンセプトとして掲げています。)

オーナーはスターウッド・キャピタル・グループの元代表取締役バリー・スターンリヒト氏。これから世界中に100のホテルを展開すると宣言していて、強気だな、と感じました。

客室ではベッドボードの後ろの壁が特に目を引きました。同じサイズに切りそろえられた再生木材が一面に敷き詰められている個性的なデザイン。プラスチックや金属等再生できない素材を一切使わないポリシーで、ペットボトルを使わず各部屋には飲み水専用の蛇口が設置され、ガラスコップを利用します。ハンガー等の備品の多くはリサイクルされたもので構成されています。

1階にあるダイニング「Jams」は夕方からローカルのニューヨーカー達が仕事帰りに立ち寄っている様子もあり、賑わいのある雰囲気のカフェレストラン。ナチュラルを好む女性や、シンプルモダンが好きな方にも人気があります。

それから、ホテルからほど近くにあるぜひ訪れていただきたい場所が、アッパーイーストサイド。ゴシップガールにもでてくることで有名ですが、ゴミも少なく綺麗に清掃されている一画であり、高貴な雰囲気が漂っています。

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