LAのコリアンタウンが賑やかになり始めたのが2014年頃。そのきっかけともいえるのが、The LINE LAの誕生です。

ロンドンのThe NedやNomad Hotelの企画・運営にも携わっているSydell Group(サイデル・グループ)のホテルで、インテリアデザインは「Knibb Design(ニブ・デザイン)」のSean Knibb(ショーン・ニブ)が担当。

外観も内装もポップな仕上げで、コリアンタウンという立地によく馴染んでいる感じが好きです。

屋上デッキのプールサイドに併設されている、グリーンハウスのようなデザインのレストラン「COMMISSARY」は、とても印象的でした。フードトラックで韓国風タコスを流行らせた、Roy Choi(ロイ・チョイ)が監修する韓国系キュイジーヌだけあり、オープン当初から大変話題になりました。

残念ながら、2018年にクローズとなってしまったようで、現在は「OPENAIRE」というミシュランスターシェフJosiah Citrin(ジョサイア・シトリン)が監修するレストランにリニューアルされ、こちらも話題を呼んでいるようです。

プールも程よい大きさ。私が訪れた際は、共にLAを視察で訪れていたTRUNKメンバーとミーティングをした後、地元の友人も集めて、思い思いに楽しい時間を過ごしました。

ナイトスポットの定番と化したホテル内のクラブ「BREAK ROOM 86」は、LAで数々のバーやナイトクラブを手掛けたヒューストン兄弟がプロデュース。ここもオープン当初から脚光を浴びていました。

客室のデザインはコンクリートの打ちっぱなしに、少しばかり派手な色合いの家具をバランスよく配置しています。

落ち着いたラグジュアリーな部屋で寛ぐのが好きな人には、少しカジュアルに感じるかもしれませんが、立地、ホテルのコンセプト、デザインのバランスはとても調和されています。

SNS上でも拡散されているシンボリックなサインが一際目立つホテルです(笑)

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