アメリカ領事館跡地をSoho Houseがリノベーションし手掛けたホテル。

元々は1830年に裕福なジェノバの商人が建てた邸宅を、1906年から2003年までアメリカ領事館として使用されていました。

どの国のSoho Houseも、初めて訪れるときは必ず胸が躍ります。このホテルも遠目からパッと見ただけでも雰囲気があり、エントランスに足を一歩踏み入れた瞬間から、高揚感が湧いてきました。

訪問時は、一番大きなテラス付きのスイートに泊まったのですが、テラススペースではパーティーができる仕様になっていて、BBQキッチンと小さなプールまでありました。

客室の家具やアメニティは、他のSoho Houseと同様にプライベートブランドを採用しています。しかし、隣の敷地にあるクラブハウスは、他のSoho Houseと比べても格段に上質な設えになっていました。高級感もあり、こんなところに日常的に来ることができる地元のメンバーが本当に羨ましくなりました。

スパには、トルコならではの本格的なハマムもあり、(サウナーとしてはとても嬉しい)ジムには、ボクシングリングも併設されています。その他にも、バーバーやシネマなど、Soho Houseではお馴染みのコンテンツが「これでもか」と詰めこまれています。

元々の建物がイタリア風の歴史的建造物なだけに、館内にあるどこのレストランで食事をしても重厚感のある趣を十分に楽しめます。

一階のフロントロビーとテラスには、メンバー以外のゲストも入れるようで、どの時間帯でも地元のお洒落な人たちで賑わっていました。

ルーフトップのプールは、夏季シーズン以外はクローズになるので要注意です。残念ながら私が訪問した時はシーズン外だったので、ルーフトッププールを堪能することはできませんでした。(涙)

再訪の際にはルーフトップで、昼からゆったりしたいです。

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