フィンランドに行きたいという私の思いつきと、TRUNKアトリエの一員が現地に知り合いがいるということで訪問しました。本来はオーロラシーズンに行くべき場所ですが、夏の最中に行きました。(泣)

ホテルに到着すると、建築内装をデザインしたStudio Puistoのメンバーに館内を案内していただき、街探索にまで付き合ってくれました。

客室は、全部で60室。そのほとんどが、オーロラや雪景色、山景色を一望できるように、壁一面が窓になっているコテージです。外観は森林に溶け込むような強いウッド感が特徴的。

建築家がデザインを手掛ける建物の場合、細かい内装にいささかこだわりが欠けてしまうことはよくありますが、この建物は内装設計にも、ユニークさと北欧らしい柔らかなエレガントさを担保しているのが嬉しいところです。

真冬に訪問したら、大きな窓からは、きっと幻想的な雪景色が美しく眺められるでしょう。そして寒々しい外の印象とは大きく異なる客室内の温もりを感じるデザインが、心地良い空間を演出してくれること間違いないです。

また、部屋の中にスピークイージールームがあるのですが、皆さんがここを訪れる際のお楽しみに!!

レストランは、地元産の食材を使用したフィンランドの伝統料理を提供しています。私はこちらで、生まれて初めてトナカイを食べました。何事も経験が大事!!

オーロラ以外の時期にフィンランドに来て、楽しむアクティビティと言えば、「サウナ」の一択でしょう。ホテルから車で移動して、今回の旅では2つのサウナ施設を訪問しました。

1軒目は、ホテルから近くにあるサウナで、燻製サウナなど複数の種類があるサウナ施設。水風呂は併設されておらず、目の前の湖に飛び込んで熱を冷まします。実はこれが、私がここに来てやってみたかった体験のひとつ。水温も12℃と最適で、最高な瞬間でした。

もう1軒は、今や日本でもかなり話題の、プロサウナ―なら必ず訪れると言われている「Laureu」です。ここの企画運営は、行政が担っているのですが、行政とは思えないほどのデザイン力と企画力に、本当に驚きました。お洒落な設備が整っていて、世界中から注目を浴びています。こちらは水風呂の代わりに、目の前の海に飛び込みます。(笑)

家族でオーロラを見に行くことも計画しているので、いつかまたロヴァニエミを訪れたいと思っています。その際は、子どもたちも喜ぶであろう、こちらのArctic Tree House Hotelに帰ってきたいです。

SHARE THIS ARTICLE