世界中にあるアーバンホテルの中で久々感動したホテルをご紹介します。

⼤都市のど真ん中に贅沢な空間が設計されていました。リゾートにつくられるホテルであれば圧倒的な広さでインパクトを提供することは珍しくありませんが、このホテルはバンコク内の最⾼⽴地にありながら299室すべての客室が50㎡以上ある広々と過ごせる部屋になっています。

チャオプラヤー川に⾯して広々した3⾯プールがあり、巨⼤な⽔盤と緑化デザインがフロント内から⼀望できる極上な設計に肝を抜かれました。

⼤都市の中で、これだけ⼤きな開発ができるのはとても羨ましいです。

レストランはイタリアン、広東、寿司、ブラッセリーがあり、全てミシュランの星付きです。バンコクのホテル内レストランで毎晩繁盛しているのはこちらのフォーシーズンズだけかもしれません。

ワールドベスト50に選ばれているソーシャルクラブというバーは常に満席なので予約するのをお勧めします。

また敷地内にはフォーシーズンズのプライベートレジデンス、そして「鮨さいとう」が⼊っています。バンコクでいただくさいとうさんのお鮨はまた格別に感じます。

空間デザイン、コンテンツ⼒、スタッフのホスピタリティの質の⾼さはアジアを代表するホテルと⾔われるのが理解できます。ちなみにデザイナーは「フォーシーズンズ東京⼤⼿町」や、多くのアマンを⼿がけたことで知られる設計事務所DennistonのJean-Michel Gathyが担当しています。

東京でこの規模を仕掛けられるデベロッパーは少ないですが、私もいつの⽇か、この規模のホテルを企画運営したいと思っています。

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