TRUNKらしさをかたちづくるのは、多彩な個性を持つメンバーの存在。なぜ彼らはTRUNKで自分らしく働くことができるのか。一人ひとりの今にスポットを当て、掘り下げます。
今回は、TRUNK(LOUNGE)のバーテンダーとして活躍するイタリア出身のルベルトジョヴァンニを紹介。いつも楽しそうに働く彼に、TRUNKで働く醍醐味、今後の目標などについて語ってもらいました。

僕は開業当初からラウンジのメンバーで、5年経った今でもラウンジにいます。ここで働いているときは、いつもまるで自分の家にいるかのような、ホームを感じます。ラウンジのスタッフ、来てくれるゲストの方、イベントのアーティストの方も含め、ラウンジに関わる全ての方への愛情は計り知れません。

入社の決め手はTRUNKと価値観が一致していること

TRUNKに入社する以前は、生まれ故郷であるイタリアをはじめ、オーストラリア、イギリス、オーストリアなど、さまざまな国でバーテンダーとして働いていました。オーストラリアとイギリスではそれぞれシドニー、ロンドンのホテルで働いた経験もあります。ホスピタリティ業界での経験は20年以上です。

TRUNKには2017年の初めに面接を受け、そのときに、その年の5月に開業予定だったTRUNK(HOTEL)のコンセプトである等身大の社会貢献「ソーシャライジング」とその考え方を知り、一気にTRUNKに惚れ込んでいったのを覚えています。なぜなら、ソーシャライジングで注力している5つのカテゴリー「「ENVIRONMENT(環境)」「LOCAL FIRST(ローカル優先主義)」「DIVERSITY(多様性)」「HEALTH(健康)」「CULTURE(文化)」というのが、私自身がとても大切にしている価値観そのものだったからです。できるだけ環境に優しいということ、できるだけ多くの地元の製品を使うことで地域経済を盛り上げるということなど、ホテルが取り組もうとすることにとても共感しました。

個性を大切にする文化で、自分らしく働ける

「なぜTRUNKで働いているの?」と聞かれれば、「TRUNKで働くのが楽しいから。」と答えます。TRUNKは、常に新しいチャンスと新鮮なアイデアを持ち、未来を見つめようとする会社で、楽しく働ける場所だと思います。そして、TRUNKでは僕のパーソナリティやスタイルを活かして自分らしく働くことができています。僕はイタリア人ですから、とても陽気な性格をしているし、とにかく人を楽しませたい。TRUNKに訪れるゲストと僕たちスタッフの間には上下関係のようなものはつくらずに、一緒にその空間や時間を楽しんでいきたい、という気持ちがあります。バーに偶然隣に居合わせた方や、スタッフも、みんなを巻き込みながら盛り上げている時間は本当に楽しいです。

TRUNKに入る前、日本の伝統的なホテルで働くことも考えましたが、マニュアルや礼儀作法などの決まりを守りながら、自分らしく働くことはできるのだろうかと想像したときに、やはり、僕にはできない、合わないと感じてしまいました。TRUNKには、スタンダードはもちろんあるけれど、それ以上に任せてもらえることがとても多いです。時にはバーカウンターを越えてハイタッチをして出迎えることもありますし、仕事後には常連の方と一緒に飲んで遊ぶこともあります。接客サービスにはマニュアルを持たず、スタッフ一人ひとりの個性を大切にしながら、状況に合わせた対応をすることをより求められています。だからこそ毎日違うゲストと楽しい賑やかな時間を過ごすことは、とても楽しいです。

今でも一番印象に残っているのは、渋谷区・神宮前にTRUNK(HOTEL)がオープンしたばかりの頃。スタッフも当時未熟で、都度たくさんの課題に直面し、みんなで一つひとつ解決していきました。大きなイベントの際にはたくさんのお客さまを前にして、カクテル作りで汗が止まらないくらい忙しかったです。それでも楽しかったですし、今思えば色んなことを経験して、スタッフみんなで一緒に成長してきたんだなと実感します。

TRUNK(HOTEL)ならではのイベント開催

僕は元々クラブバーテンダーであったこともあり、音楽イベントなどでの仕事の経験が多いのですが、TRUNK(HOTEL)に来てからはこれまでに経験していないようなこともできています。例えば、夏祭りやWinter Market(ウィンターマーケット)といった、大人から子どもまで楽しめるようなイベントです。その際に「ノンアルコールカクテルを作るキッズバーテンダー体験」というのを企画し、子どもたちにカクテル作りを教えることをしました。1日中、子どもの目線に合わせて話していたら、すごく腰が痛くなったのもいい思い出です。(笑)

TRUNK 夏祭り2018年8月開催当時の様子

また、メインラウンジTRUNK(LOUNGE)では、「ソーシャライジング」を表現した空間アートワークを季節ごとに変更し装飾をしているのですが、そのアートの世界観を表現したカクテルの商品開発もしています。アートを楽しんでいただくのはもちろんですが、バーにも同じようにアートの世界観を持つカクテルがあると、より作品のメッセージを伝えることができるのではないかと考え、企画しています。

最近では、海洋漂流プラスチックを材料にしたランプシェードが装飾され、そのストーリーを表現するカクテルを考えました。

The Transient Beauty 球状星団(展示期間:2022年8月11日~11月末予定)

海洋漂流プラスチックがアーティストの手によって美しいランプシェードに生まれ変わっているストーリーにインスピレーションを受け、通常は廃棄する(ゴミとなってしまう)、パイナップルの皮とライムの皮を使って特製シロップができないかを考えました。このシロップで夏らしい味わいの、綺麗な海を表現したブルーのカクテルを作りました。

このように、アートと連動したカクテル作りは今までに経験がなく、ただオリジナルでカクテルを作るよりも、ストーリーや想いを込めているので面白味を感じています。

TRUNKの成長に負けたくない

TRUNKは今後、たくさんの店舗が増えていきます。来年には、TRUNK(HOTEL) YOYOGI PARKもできます。このTRUNKの成長と拡大に僕自身も負けないよう、もっと成長していきたいし、努力していきます。TRUNKの未来はどうなるのかをワクワクしながら想像し、もちろん新店舗で新しいチャンスがあれば挑戦したいし、新しいスタッフが入ってくるのであれば、私のこれまでの経験をすべて使い、一人でも多くの人に教えていきたい。スタッフみんなで、この会社をより強くしていきたいと思っています。

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