TRUNKらしさをかたちづくるのは、多彩な個性を持つメンバーの存在。
なぜ彼らはTRUNKで自分らしく働くことができるのか。彼らの今にスポットを当て、掘り下げます。今回は、運営部でクリエイティブ業務を担うキーパーソンBen Nguyenを紹介。ベトナム出身の彼がTRUNK で働くに至った経緯や、仕事のやりがいを語りました。
私はベトナム出身で、10年ほど前に日本の大学で経済やマーケティングを勉強するために来日しました。大学卒業後、もともと興味があり独学で学んでいたデザインをより深く学ぶために、日本の専門学校に入学しグラフィックデザインを学びました。自分にはオフィスでのデスクワークは合わないと感じていたこともあり、外資系の家具製造販売企業に就職。おもに店舗の展示空間をコーディネートするVMDの業務をしていました。
TRUNKに初めて訪れたのは約2年前。友人と遊んでいる時に通りがかった程度でしたが、ラウンジの内装がまるで海外のホテルかのように自分好みの雰囲気で驚きました。学生時代に温泉旅館でアルバイトをしていたこともあって、いつかこういったホテルで働けたらいいなとなんとなく思うように。するとその後、知り合いの紹介でTRUNKの面接を受けられることになり、ジョインすることができました。実際に入ってみると、メンバーはすごく若いし、優しいし、ポジティブで勢いがあるし、1日働いただけで、ここはただの日本の会社ではないなと感じたことを覚えています。
SNS担当として、TRUNK(HOTEL)の魅力を日々発信中
今、TRUNKで取り組んでいる仕事は、SNSでの発信と運営部門に関するクリエイティブ業務です。写真撮影、画像編集などの制作系からTRUNKの公式SNSの運用まで幅広く担当させてもらっています。
SNS担当になった経緯がユニークで、入社面接でSNSについて聞かれた際に、私のインスタグラムアカウントを見せながら「自分がSNSで発信している内容は、TRUNKの雰囲気やスタイルと合ってると思います。」とプレゼンしたことがきっかけでした。
私がTRUNKに入るまでは、SNS専任の担当者はいなかったようで、私にポテンシャルを感じて、新しいポジションをすぐに作ってしまうところがTRUNKらしいなと感じました。
SNS運用では、一つひとつの投稿の制作を、TRUNKアトリエと協業しながら取り組んでいます。家具や商品、アートに到るまで様々なアイテムがある中で、TRUNKらしいトーン&マナーを統一することをめざしています。
ハードルは高いですが、やりがいのあるクリエイティブワークだと感じています。SNS以外では、例えば、イベントのフライヤーをクライアント側が作成する場合に、必要応じてトーン&マナーを整えていくようなディレクションや、公式WEBや広告のイメージ撮影なども担当させてもらっています。
海外のホテルに負けないクオリティを実現
SNSを集客につなげる
「ホスピタリティ業界にイノベーションを」というmissionを掲げるTRUNKだからこそ、SNSに関しても、日本のホテル業界があまりやれていないことをやっていこうと思いながら、日々仕事をしています。海外のブティックホテルの公式インスタグラムをチェックしてみると、表現が上手だと感じます。クリエイティブの質が高くて、投稿の反応を見てもSNSが集客に結びついているように感じます。それに比べると、日本のホテルはまだまだSNSが弱いですよね。TRUNKは内装にしても、扱っている商品にしても、唯一無二の良さがある。その魅力をどのように見せたらお客様がTRUNKに足を運んでもらえるのか?常に考えながら、発信していきたいと思っています。
会社のサポートで香港に1週間滞在
得られた体験をTRUNKに還元
メンバーの成長が会社の成長につながる。という考え方で運営されているのがTRUNK。「もっとこうなりたい。」という思いをサポートをしてくれる制度があるのは嬉しいですね。例えば、自分が成長するために必要な費用を一部負担してくれる「BeTRUNKERS!!」という制度。私はそれを利用して、香港に1週間ほど滞在し、3軒のブティックホテルに宿泊してきました。ホテルではおもに内装のデザインや飾られているアートなどをチェック。様々な視点やデザインストーリーなどを、自身のクリエイティブ制作の参考にしています。私はこの制度を一回で利用しましたが、予算の範囲内であれば、小分けにして利用してもOK。目的や目標に合わせて利用できるよう、制度に柔軟性があるのもいいですね。
成長できる、TRUNKらしい仕組み
TRUNKでは3ヶ月ごとに評価面談が行われます。短いスパンで行動目標に対する成果を評価してもらえますし、足りなかった部分はフィードバックをもらって改善に取り組むことができます。例えば、私の場合はSNSのクオリティを追い求めるだけではなく、「数字」を見ることも必要だよねと言われたことが、気づきにつながりました。クリエイティブばかりを強化してもダメで、結果として、売り上げや集客などの数字にどれだけつながっているのかも考えなければいけないということ。
クリエイティブのクオリティに対する評価は言ってしまうと好みになりがちですが、数字という明確な目標があると、そのための改善方法も見つけやすいですよね。面談でも数字を見ながら、次にやるべきことを具体的に協議できるので、すぐにアクションに移すことができます。振り返りの間隔が長いと、どうすればいいのか悩む時間が多くなって、改善のスピードが遅くなってしまいそう。ちょうどいい間隔だと感じてます。
TRUNK(HOTEL) 公式instagramアカウント
@trunkhotel
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