MENU

CLOSECLOSE

Prologue

NOJIRI’S HOTEL JOURNAL
〜プロローグ〜

SHARE THIS ARTICLE

TRUNK代表の野尻佳孝。過去十数年ビジネスではもちろん、プライベートにおいても世界中のホテルを巡ってきました。NOJIRI’S HOTEL JOURNALはこれまでに世界中で出会った数多くのホテルを、自らの言葉でひとつずつ紹介する連載企画です。初回はプロローグとして、ホテルに魅せられたきっかけと本連載への思いを綴りました。

ホテル事業立ち上げのきっかけ

私たちは2003年にホテル事業に参画することをリリース。リーマンショック等の諸事情により、それまで進めていた事業計画を延期することになりました。
ホテル事業参画へのきっかけは2001年にニューヨークへ視察しに行った時でした。
当時はイアン・シュレガーがデザイナーのスタルクとともにデザイナーズホテルの潮流を創り出していた頃で、彼らが手掛けたホテルは何処も流行っていました。28か29歳だった私は、ニューヨークに住んでいた友達に彼らのホテルへ連れて行ってもらい、かなり強い衝撃を受けたことを今でも鮮明に覚えています。
思えば高校時代、芝浦にできた伝説のクラブ〈GOLD〉を初めて訪れた時の気持ちの高ぶりにも近いものがあるような。

ホテル体験を目的にした海外視察の旅を始めて15年が過ぎました。訪れた国は50ヶ国以上、訪れたホテルは2000以上。伝統あるクラシックの王道ホテルからラグジュアリーチェーンホテルはもちろんのこと、インディペンデントが経営するブティックホテルや、誰も知らない避暑地にあるオーベルジュまで色々と泊まりに行きました。
アマンホテルの知名度が高まり始めた頃には、アマンジャンキーと言われるまでアマンを中心としたリゾートホテル周りをしていたことも。2008年〜12年は海外事業の立ち上げ責任者として、東アジア(中国、台湾、香港、インドネシア)に滞在。上海、香港でも、リッツ・カールトンやフォーシーズンズに部屋を長期間借りて住んでいました。仕事内容がホテルのブライダル部門のコンサルでしたので、四六時中ホテルの中で生活していたとも言えるかもしれません。

その後2013年〜17年は、TRUNK(HOTEL)事業を見据えて特に海外ホテル視察数が多くなった時でした。その数は自分でもびっくりするくらい……、1年間に300〜400のホテルを訪問したほどです(笑)。
TRUNK(HOTEL)メンバーによるホテル視察の旅では、1週間で宿泊も含め必ず100前後のホテルを視察します。例えば5人で1週間の視察旅の場合、各々が毎日異なるホテルに泊まるので、合計35ホテルに泊まることになるんです。
さらに滞在期間中に宿泊以外のホテルを視察。車を借りて巡り、1日に10〜15ホテルは見て回ります。私はそのツアーを年に3〜5回程度実施していたので、これまでに足を運んだホテルを数えてみたらとんでもない数になりました。

ホテル紹介をはじめる目的

1つは、これを読んで下さる皆さんの旅(仕事も含め)に役立ててもらいたい。ファッションやレストランに関しての情報は本やネットから探せるのですが、ホテル情報となると本も少なく、ネットからだと宿泊予約サイト(価格比較等)などに傾いています。海外には魅力的なホテルが沢山ありますので、少しでも皆さんの旅に役立てばと思いご紹介させていただきます。

もう1つは、これまでに訪れたホテルを自分自身で整理したいためです。数多くのホテルを巡ってきましたが、全て自分の記憶の中にしかなく、何かきちんと記録に残してみたいと思いました。

ホテルってロマンを感じるところもあって。それは大切な人と過ごす場所であったり、ひとり旅する時の相棒であったり、住むにしても遊ぶにしても、ホテルには色んな使い方や楽しみ方がある。
私自身で言うと、小さい頃のお祝い時に家族で行っていたのもホテルだったし、高校生時代に背伸びして使っていたのもホテルだった。
仕事のクライアントがホテルだったり、海外で仕事する時にホテル住まいしたり、妻へプロポーズしたのもホテルだったり…
私にとってホテルとは、少し大袈裟に言うと生活の一部に近い存在なのかもしれません。
そんな風に思うホテルについて、改めて整理したいと思ったのです。

私の趣向でコメントしていきますので皆さまとは異なった感想もあると思いますがお許しください。

SHARE THIS ARTICLE

RELATED ARTICLES

VIEW MORE HOTELS

LOADING