はじめて訪れた時に、まず最初に驚いたのは、当社のグループ会社が経営しているホテルであり、安藤忠雄先生の建築事務所がデザインを手がけたした「アルモニーアンブラッセ大阪」に外観が似ていることでした。

写真左:The William Vale
写真右:アルモニーアンブラッセ(2010年4月にオープンしたT&Gが運営するホテル)

The William Valeができた以降も、Williamsburg HotelやHoxton Hotel、One Hotelなど、ブルックリンエリアにホテルがたくさん増えてきています。
ホテルではありませんが、Soho Houseが手掛ける観光スポット、DUMBO Houseもあります。
インダストリアルなデザインに寄せて建築された施設が多い中、ひときわ目を引くモダンでスタイリッシュな建築が、アルボ・リベリスが手掛けた、このThe William Valeです。

180を超える客室は、天井から床まで続く大きな窓と、パーソナルバルコニーが備わり、ブルックリンの素晴らしい景色を一望できます。ロビーには、ブルックリンを代表するアーティストのひとりであるマレラ・ザカリアスの作品が飾られており、館内全域には地元アーティストの作品が展示されています。

しかし、私が訪問したのがオープン直後だったこともあり、各コンテンツのサービスが不完全。直感的にブルックリンとマッチしていない印象を持ってしまいました。

ヒトも
コンテンツも
デザインも
サービスも

全てがローカルに合っていない…。

当時工事中だった屋上のルーフトップフロア「Westlight」も再訪した際に見に行ったが、残念ながらくつろぎやすい場ではなかった。(泣)

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